EDINET

EDINET(エディネット)とは、「Electronic Disclosure for Investors' NETwork」 の略で、「金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム」のことを示します。

従来、紙媒体で提出されていた有価証券報告書、有価証券届出書等の開示書類について、その提出から公衆縦覧等に至るまでの一連の手続を電子化することにより、提出者の事務負担を軽減し、企業情報等へのアクセスの平等・迅速化を図り、もって証券市場の公平性・効率性を高めることを目的としています。

EDINETの対象となる書類は、以下の通りです。

  1. 「企業内容等の開示に係る開示書類等」 (金融商品取引法第二章に規定)
  2. 「公開買付けに関する開示に係る開示書類等」 (同法第二章の二)
  3. 「株券等の大量保有の状況に関する開示に掛かる開示書類等」
    (同法第二章の三)

EDINETを利用して開示書類等を提出するにあたり、まず提出者の情報を登録し、EDINETコード、EDINETにログインするためのID及びパスワードを取得する必要があります。作成及び提出については、所定のフォーマットに従って開示書類等を作成し、EDINETを通じて提出します。閲覧に関してはIDやパスワードは不要で、インターネットの利用環境さえ整っていればホームページから、提出者のEDINETコードが分からなくても提出者の名称や業種から検索することができます。

EDINETによるディスクロージャーは、2006年3月28日に金融庁行政情報化推進委員会決定の「有価証券報告等に関する業務の業務・システム最適化計画」に沿うかたちで年々充実してきており、2008年3月17日には、XBRL導入等による開示書類利用者の利便性の向上を目指し、「新EDINET」システムが稼動されています。(図表1)

図表1:EDINETによるディスクロージャー
2001年6月 有価証券報告書
半期報告書 等
2002年6月 有価証券届出書
発行登録書 等
2003年6月 大量保有報告書 等
2004年6月 有価証券報告書等についてEDINETによる提出を義務化
(大量保有報告書等を除く)
2007年1月 大量保有報告書についてもEDINETによる提出を義務化
2008年3月 新EDINETシステム稼動開始(XBRL形式を導入)