決算とは、一定期間の会計処理を整理して、その期間の経営成績と期末の財政状態を明らかにする手続きです。
月次決算は、毎月の会計処理を締め切ってその結果を明らかにするものであり、四半期決算は、3ヶ月に期間を区切って中間的に経営成績および財政状態を明らかにするために行うものです。
これに対し、年次決算は、一会計年度(または事業年度)を通じて行う確定決算のことであり、あらゆる決算手続きを精密に行い、外部の利害関係者および内部の経営者に真実な経営成績と財務状態を提示することを目的とするものです。
会社法上の決算も、会社の定款にいう決算も、普通年次決算を指しています。
4-4-5 Week Quarterly Cycle とは、1年を52週間 (52 週 x 7日 = 364 日) と仮定し、四半期を 4週間(1月目) + 4週間(2月目) + 5週間(3月目) = 13週間 として、月次決算・四半期決算・年次予算を策定する考え方です。
内部の経営管理の目的から、経営の趨勢を継続的にかつ速やかに知るための月次決算報告や、四半期決算報告、また年間予算を策定する際に、日数を基礎とする各四半期の収益・費用見積額が平準化されるという利点があります。
内部管理目的すなわち予算策定において、4-4-5 Week Quarterly Cycleにより、各期間の予算・実績を把握している場合でも、確定決算においては、あくまで一会計年度(または事業年度)の確定した経営成績・期末の財政状態を把握しなくてはなりません。
通常、会計年度または事業年度は一年(=365日)とされていますので、月次決算および四半期決算において4-4-5 Week Quarterly Cycle(=364日)により実績数値を把握していたとしても、確定決算では、定款に定められた会計年度(または事業年度)による期間、つまり 3月決算会社であれば、前年4月1日から当年3月31日まで、12月決算会社であれば、当年1月1日から12月31日まで の期間の経営成績と、それぞれ3月31日現在、12月31日現在の財政状態 が 年次決算の損益計算書および貸借対照表に反映されるように、決算調整を行うことになります。